腰痛で悩んでいらっしゃる方は大勢いらっしゃると思います。
痛みを何とかしたいけど、冷やした方が良いのか温めた方がいいのか分からない時がありますよね。
「腰痛」のタイプによってある程度判断できます。
この痛み、冷やす?温める?
冷やす場合
【急性の腰痛「ぎっくり腰」】
何か重いものを持ち上げようと中腰になった時に「ピキっ!!」と腰に電気が走るような痛みが発生した場合です。
これは腰痛に限らず、捻挫などの他の身体の不調にも使える処置です。
急性の腰痛は、炎症や腫れを鎮める処置が必要なため、冷湿布を使います。
ただし、急性のぎっくり腰を放っておいて慢性の腰痛に変わってしまった時は温めた方が良い場合もありますので、早目の処置が必要です。
温める場合
【慢性の腰痛】
普段から腰がダル重い、動くのもままらならい場合です。
慢性の腰痛は、血行を促進させ痛みを軽減する必要があるため、温湿布を使います。
入浴なんかも良いですね。
全身浴が無理でも、足浴など、足や腕などの体の末端をお湯で温めるだけでも効果があります。
温湿布を使う場合はヒリヒリと皮膚が痛む場合がありますので、
お風呂に入浴する少し前にはがし、入浴後しばらく経ってから貼るようにしましょう。
はがす時に痛くて辛い!という時は、上記の説明とは少し違ってしまいますが、
私は貼ったままお風呂に入り、湿布にシャワーをしばらくあてます。
すると、比較的するんと剥がれ落ちますよ。
まとめ
つまり、
「急性には冷湿布、慢性には温湿布」
ということですね。
痛みの根源を覚えておくと、腰痛で辛い時、どのような処置が必要なのか、とっさに自分でも判断できます。
また、どちらが気持ちいいか、というのも大事です。
上手に身近な湿布剤を使い、腰痛を和らげる処置を自分で行うことで、早く快方に向かいます。
しかし、腰の痛みが長引く場合は、無理をせずお医者様に診てもらいましょう。
あわせて読みたい